* この投稿は、米国時間 8 月 6 日、Technical Program Manager の Chris Crall によって投稿されたものの抄訳です。


Google Cloud Deployment Manager は、アプリケーションに必要な仮想マシン、ネットワーク、ストレージなど、クラウド リソースのデプロイメントを容易にします。本日の GA リリースにより、Deployment Manager は本番での利用が可能になりました。

アプリケーションを対象とするクラウド リソースの設定は、非常に困難な場合があります。必要なものが決まったら、構築プロセスをシンプルに、繰り返し可能でかつ管理できるものにしたいところでしょう。同じ構成のコピーやバリエーションをセットアップする役割を持った開発者や管理者が複数いる場合、それが特に重要になります。

Deployment Manager では手続き型ではなく宣言型プログラミングを採用しているので、細かなデプロイメントのステップではなく、作りたいものを定義することに集中することができます。

クラウドベースのウェブ開発をリードする Wix は、数百万人のユーザーを抱えています。Deployment Manager のアーリー アダプターである同社から以下のような経験談を頂いています。
「Wix Media Group では、Google Cloud Platform でのデプロイメントと管理に Deployment Manager を活用しています。さまざまな場所でシステムを簡単にデプロイしたり、新しいサービスの展開に必要な管理ができるようになっているほか、複数のバージョンのコードを同時にデプロイする場合に必要な、柔軟性も確保されています」- Golan Parashi, Wix Media Group

Deployment Manager の機能

  • インフラストラクチャのデプロイをテンプレートに定義し、コマンドラインまたは RESTful API を経由してデプロイします。
  • テンプレートは jinjapython をサポートしているので、デプロイメントが要求するロジックに、ループ、条件、パラメータ化された入力などのプログラミング構造を有効活用できます。
  • デプロイメントの表示や削除を行う UI は、 Google Developers Console でサポートされます。
  • ストレージへのコンピュートからネットワーキングまで、Google Cloud Platform のリソースとの緊密な統合により、デプロイメントのプロビジョニングおよび可視化を迅速に実行します。
アジアでのステージング環境の例

Deployment Manager は何が違うのか

Puppet、Chef、SaltStack、Ansible などの既存のオープンソースの構成管理システムと、Deployment Manager の違いについて、たびたび質問が寄せられます。既存のシステムは優れた構成管理のフレームワークではあるものの、Google Cloud Platform とネイティブに統合されるものは 1 つもありません。

宣言型のシステムである Deployment Manager では、実行したい対象を定義するだけで、Google の内部システムが実行に関連する困難な作業を引き受けてくれます。他の構成管理システムとは異なり、UI が Google Developers Console で直接サポートされるため、デプロイメントのアーキテクチャも確認できます。また、ソフトウェアの管理にあたってリソースを提供できることや、既存のツールを使用できるというメリットもあります。さらに、コンテナに移行して、ビルドの段階で事前にソフトウェア構成を作成し、リソースを管理したり、実行するコンテナを構成することもできます。ぜひ最適な使い方を探してみてください。


開始する

Deployment Manager は Google Cloud Platform にサポートされているため、他の構成管理ソフトウェアのデプロイや管理は必要ない上、利用に追加料金がかかることもありません。こちらから Deployment Manager をお試しの上、Google Cloud Platform でのアプリケーションのデプロイメントが簡単であることをご確認ください。皆さまのフィードバックをお待ちしています。ぜひ、dep-mgr-feedback@google.com までお寄せください。


- Posted by Chris Crall, Technical Program Manager