* この投稿は米国時間 8 月 17 日、Cloud Datastore の Product Manager である Dan McGrath によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。


Google Cloud Datastore は、アプリケーションのデータ需要を満足させる高い可用性と耐久性を備えたフルマネージドの NoSQL データベース サービスです。このスキーマレスなドキュメント データベースはジオレプリケートされており、モバイルおよびウェブ アプリケーションのスピーディで柔軟な開発に最適です。

Cloud Datastore は、データやトラフィックが増えると自動的にスケーリングするため、ピーク時の負荷に備えて過剰なリソースをプロビジョニングする必要はありません。こうした Datastore が処理するクエリは毎月 15 兆件を超えます。

そしてこのたび、Cloud Datastore v1 API が GA(一般公開)リリースされ、すべてのお客様が利用できるようになりました。Cloud Datastore SLA では、App Engine と v1 API の両方からのアクセスをカバーしています。最も過酷なウェブやモバイルのワークロードにおいても、Datastore はサービスのスケーラビリティと可用性の点で高い信頼性を提供します。

すでに、Snapchat や Workiva、Khan Academy などのお客様が、Cloud Datastore を使用して素晴らしいモバイルやウェブのアプリケーションを構築しています。たとえば Khan Academy は、ユーザー進捗管理からコンテンツ管理までのユーザー データを Cloud Datastore で管理しています。

Khan Academy のインフラストラクチャ エンジニアである Ben Kraft 氏は、「私たちはあらゆることに関して Cloud Datastore のスピードと信頼性を頼りにしています」と語り、Datastore を同社のメイン データベースと位置づけています。

なお、v1 API の GA リリースに伴い、v1beta3 API は 12 か月の経過期間を挟んで 2017 年 8 月 17 日に廃止されます。v1beta3 と v1 の違いはわずかなので、新バージョンへの移行にさほど時間はかからないでしょう。



クロスプラットフォーム アクセス

Cloud Datastore の v1 API により、Google Compute EngineGoogle Container Engine、もしくはその他のあらゆるサーバーから、RESTful か gRPC のエンドポイントを介してデータベースにアクセスできるようになります。さまざまな環境から既存の App Engine データにアクセスできることから、ニーズに応じたベスト ミックスを選択できます。

v1 API は、従来からお馴染みの Google Cloud Client Libraries(Node.js、Python、Java、Go、Ruby)だけでなく、JSON や gRPC 上の Protocol Buffers のための低水準ネイティブ クライアント ライブラリでも使えます。これらのクライアント ライブラリについては、こちらのドキュメントに詳しい説明があります。

こうしたクロスプラットフォーム アクセスに加えて、Google Cloud Dataflow を使用すれば、バッチやストリーミング計算を含む幅広いデータ処理パターンを Cloud Datastore に対して実行できます。Cloud Datastore と Cloud Dataflow SDK を用いたサンプルについては、GitHub リポジトリを参照してください。



新しいドキュメント ページ


私たち Google は、Cloud Datastore をより効果的に使っていただけるように、新しいドキュメント ページの作成にも力を注いでいます。

  • ベスト プラクティス : トランザクションから強い整合性を持つクエリまで、知られていないベスト プラクティスを紹介します。
  • ストレージ サイズ計算 : 料金体系の単純化の一環として発表したデータベース サイズの新しい透過的な計算方法について解説します。
  • 制限 : トランザクション サイズの上限など、Cloud Datastore の制限に関する情報をまとめています。
  • マルチテナンシー : マルチテナント型のアプリケーションにおけるネームスペースの使い方について説明します。


Cloud Console

最後になりましたが、私たちは Cloud Console インターフェースにもさまざまな改良を加えました。まだ使用したことのない方は、コンソール内でのエンティティ編集に関する新しいドキュメントを読んでみてください。ここでは、ハイライトを 2 つ紹介します。
  • Entities ページの Key Filter フィールドで URL-Safe Keys がサポートされたことは、App Engine Python ユーザーにとって朗報でしょう。
  • エンティティ エディタは、Array や Embedded エンティティといった複雑なタイプのプロパティをサポートしています。


Cloud Datastore の詳細は Getting Started ガイドをご覧ください。


- Posted by Dan McGrath, Product Manager for Cloud Datastore