App Engine flexible environment が Python 3 にベータ対応
2016年8月16日火曜日
* この投稿は米国時間 8 月 10 日、Product Manager である Amir Rouzrokh によって投稿されたもの（投稿はこちら）の抄訳です。
Google App Engine での Python 3 およびサードパーティ Python パッケージのサポートを以前から求めていた開発者の皆さんに朗報です。私たち Google はこのたび、App Engine flexible environment で利用できる、Python 3.4 および 2.7 に対応した Python ランタイムのベータ版を公開しました。
これに伴い、選択したフレームワークやライブラリを使って、Python のお好みのバージョンでアプリケーションを開発し、高パフォーマンスのモバイルおよびウェブ バックエンドを構築できるようになりました。
その一方で、App Engine のビルトイン サービス（自動スケーリング、ロード バランシング、マイクロサービス サポート、トラフィック分割など）の恩恵も受けられるので、開発者は自分たちのコードに集中できます。インフラストラクチャのメンテナンスを気にする必要はありません。
私たち Google はオープンソース モデルにコミットしており、開発者に選んでいただけるような製品設計に努めています。GitHub で配布されている App Engine flexible environment ランタイムはシンプルかつスリムに設計されており、Python Client Libraries を用いることで、Google Cloud Platform を含むあらゆるクラウド プラットフォーム プロバイダーからサービスにアクセスできます。
コンテナ技術のおかげで、App Engine flexible environment や Google Container Engine、Google Compute Engine、minikube で構築したローカル環境、さらにはコンテナをサポートする多くのクラウド プロバイダーでアプリケーションを動かすことができるのです。
App Engine で Python を使い始めるのは簡単です。Python 開発者向けのハブ ページが最適な出発点となります。そこには、Python を使いこなしていくのに役立つ情報が網羅されています。App Engine の初心者の方には、この Quickstart を試すことで App Engine flexible environment の仕組みを実感されることをお勧めします。以下は、わかりやすい Quickstart の動画です。
経験豊富なユーザーや、Google Cloud Platform 上の Python について詳しく知りたい方には、この Bookshelf チュートリアルをお勧めします。
App Engine で Python アプリケーションを実行する際は、お気に入りのツールやデータベースを利用可能です。アプリケーションの構築には、Flask、Django、Pyramid、Falcon、Tornado といったフレームワークを使用できます。MongoDB、MySQL、Google Cloud Datastore の使い方については、サンプルをチェックしてみてください。
Google Cloud Client Library を使えば、シンプルでわかりやすい API フォーマットで、Google BigQuery、Google Cloud Pub/Sub、Google Cloud Storage など、Google の先進的な API やサービスを活用できます。
Python 3 開発者の皆さんを Google Cloud Platform にお迎えできることを、私たちはとてもうれしく思います。皆さんが生産性を最大限に高めることができるように、App Engine standard および flexible environment にさらなる投資を行っていくことをお約束します。
ご意見、ご感想、ご要望がありましたら、ご遠慮なく Twitter でご連絡ください（@googlecloud）。Google Cloud の Slack コミュニティもあります。連絡を取るには、招待をリクエストして Slack Python チャンネルに参加してください。
- Posted by Amir Rouzrokh, Product Manager
Google App Engine での Python 3 およびサードパーティ Python パッケージのサポートを以前から求めていた開発者の皆さんに朗報です。私たち Google はこのたび、App Engine flexible environment で利用できる、Python 3.4 および 2.7 に対応した Python ランタイムのベータ版を公開しました。
これに伴い、選択したフレームワークやライブラリを使って、Python のお好みのバージョンでアプリケーションを開発し、高パフォーマンスのモバイルおよびウェブ バックエンドを構築できるようになりました。
その一方で、App Engine のビルトイン サービス（自動スケーリング、ロード バランシング、マイクロサービス サポート、トラフィック分割など）の恩恵も受けられるので、開発者は自分たちのコードに集中できます。インフラストラクチャのメンテナンスを気にする必要はありません。
私たち Google はオープンソース モデルにコミットしており、開発者に選んでいただけるような製品設計に努めています。GitHub で配布されている App Engine flexible environment ランタイムはシンプルかつスリムに設計されており、Python Client Libraries を用いることで、Google Cloud Platform を含むあらゆるクラウド プラットフォーム プロバイダーからサービスにアクセスできます。
コンテナ技術のおかげで、App Engine flexible environment や Google Container Engine、Google Compute Engine、minikube で構築したローカル環境、さらにはコンテナをサポートする多くのクラウド プロバイダーでアプリケーションを動かすことができるのです。
App Engine で Python を使い始めるのは簡単です。Python 開発者向けのハブ ページが最適な出発点となります。そこには、Python を使いこなしていくのに役立つ情報が網羅されています。App Engine の初心者の方には、この Quickstart を試すことで App Engine flexible environment の仕組みを実感されることをお勧めします。以下は、わかりやすい Quickstart の動画です。
経験豊富なユーザーや、Google Cloud Platform 上の Python について詳しく知りたい方には、この Bookshelf チュートリアルをお勧めします。
App Engine で Python アプリケーションを実行する際は、お気に入りのツールやデータベースを利用可能です。アプリケーションの構築には、Flask、Django、Pyramid、Falcon、Tornado といったフレームワークを使用できます。MongoDB、MySQL、Google Cloud Datastore の使い方については、サンプルをチェックしてみてください。
Google Cloud Client Library を使えば、シンプルでわかりやすい API フォーマットで、Google BigQuery、Google Cloud Pub/Sub、Google Cloud Storage など、Google の先進的な API やサービスを活用できます。
from gcloud import storage
client = storage.Client(‘<your-project-id>’)
bucket = client.get_bucket('<your-bucket-name>')
blob = bucket.blob('my-test-file.txt')
blob.upload_from_string('this is test content!')
Python 3 開発者の皆さんを Google Cloud Platform にお迎えできることを、私たちはとてもうれしく思います。皆さんが生産性を最大限に高めることができるように、App Engine standard および flexible environment にさらなる投資を行っていくことをお約束します。
ご意見、ご感想、ご要望がありましたら、ご遠慮なく Twitter でご連絡ください（@googlecloud）。Google Cloud の Slack コミュニティもあります。連絡を取るには、招待をリクエストして Slack Python チャンネルに参加してください。
- Posted by Amir Rouzrokh, Product Manager
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