* この投稿は米国時間 8 月 2 日、Product Manager である Cody Bratt によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。


Google Cloud Shell は、インターネットに接続された任意のコンピュータから Google Cloud Platform(GCP)インフラストラクチャを管理できるコマンドライン インターフェースです。


この Cloud Shell について、私たち Google は 2015 年、ベータ版を長期間お試しいただけるように無料期間を 2016 年末まで延長していました。そして、このたび Cloud Shell は GA(一般公開)リリースとなり、料金は無料となりました。


まだ試していない方のために説明すると、Cloud Shell では、Google がホストおよび管理するテンポラリな VM にすばやくアクセスできます。この一時的な VM には、GCP 環境の管理に必要な一般的なツールがすべて用意されています。


たとえば、Cloud SDK を使って Cloud Storage データを管理したりApp Engine アプリケーションを実行、デプロイしたりできます。ユーザーに割り当てられる 5 GB のストレージ容量を使用して、セッション間でファイルを保持することも可能です。
Cloud Console 内の Cloud Shell ウィンドウ。サイズは変更可能です。





Cloud Console から Cloud Shell を開くには、右上隅にある Cloud Shell アイコンをクリックします。



Cloud Shell のドキュメントには、使用を開始するにあたって役に立つさまざまなチュートリアルが含まれています。使いこなすためのコツも多数紹介されており、そのいくつかを以下に示します。


  • 明るい色の背景に切り替えるには歯車アイコンから設定します。
  • Cloud Shell はターミナル マルチプレクサ tmux をサポートしています。Cloud Shell からトグルのオンオフを切り替えて、ブラウザの Cloud Console タブごとにさまざまなオプションを使用できます。
  • Cloud Shell を新しいウィンドウで開くには、Cloud Shell ウィンドウの右上隅のアイコンをクリックします。


いつものように、フィードバック送信リンクを使ってフィードバックをお送りください。このリンクは Cloud Console の右上や、Cloud Shell の歯車アイコン内にあります。皆さんは Cloud Shell をどのようにお使いなのか、それをお聞きするのが楽しみです。お寄せいただいたフィードバックを基に、さらに使いやすくしていきたいと考えています。


- Posted by Cody Bratt, Product Manager