Cloud Tools for IntelliJ : App Engine アプリ開発をサポートする IntelliJ IDEA 対応の新プラグイン
2016年9月5日月曜日
* この投稿は米国時間 8 月 22 日、Product Manager である Amir Rouzrokh によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
Java の統合開発環境(IDE)を使用するユーザーの多くは、アプリケーションの開発やデプロイ、テストを同じ IDE のもとで行うことを好みます。このたび、JetBrains の Java IDE である IntelliJ IDEA では、Google App Engine で動くアプリケーションを開発する場合でも、これと同じことが行えるようになりました。
IntelliJ IDEA ユーザーは、App Engine standard や App Engine flexible へのアプリケーションのデプロイに、新しい Google Cloud Tools for IntelliJ プラグインを使用できます。Google Stackdriver Debugger と Google Cloud Source Repositories についても、IntelliJ から “離れる” ことなく使えるようになります。
Stackdriver Debugger は、アプリの停止やスローダウンなしに、動作中のクラウド アプリのコール スタックとローカル変数を捕捉し、中身を表示します。また、Google Cloud Source Repositories は、Google Cloud Platform(GCP)上にホスティングされたフル機能のプライベート Git リポジトリです。
Cloud Tools for IntelliJ プラグインは IntelliJ IDEA ver.15.0.6 以上に対応しており、IntelliJ IDEA の組み込みプラグイン マネージャでインストールできるほか、インストール マニュアルに書かれているように、JetBrains のプラグイン リポジトリからバイナリ形式でダウンロードできます。プラグインのソースコードは GitHub で公開されているので、コミュニティからのコントリビューションやイシュー報告も可能です。
プラグインをインストールするには、IntelliJ IDEA を起動し、File > Settings(Mac OS X では IntelliJ IDEA > Preferences)、Plugins を選択して Browse repositories をクリックし、Google Cloud Tools を検索、選択して Install をクリックします(権限付与のため、別の Google プラグインのインストールを求められることがあります)。
ダイアログ右下の Run をクリックすると、Cloud Tools for IntelliJ プラグインが App Engine flexible にアプリをデプロイします(最初のデプロイは数分かかります)。ブラウザに入力すべき URL は、IntelliJ シェルのデプロイ出力に表示されます。
JAR や WAR ファイルの場合も、次に示すように Deployment ドロップダウン リストで Filesystem JAR or WAR file を選択することを除けば、まったく同じ方法でデプロイできます。
アプリケーションのステータスをチェックしたいときは、Google Cloud Platform Console の App Engine タブで Instances をクリックし、アプリケーションのインフラストラクチャを見れば確認できます。
なお、プラグインにはその他の GCP サービスのサポートも追加される予定なので、IDE のアップデート通知をお見逃しなく。また、追加してほしい機能がある場合は GitHub リポジトリでサブミットしてください。
GCP での Java 開発を詳しく学びたい方は、GCP の Java デベロッパー ポータルにお越しください。Java アプリケーションを GCP 上で稼働できる状態にするのに必要な情報が揃っています。
それでは、充実したコーディング ライフを!
- Posted by Amir Rouzrokh, Product Manager
Java の統合開発環境(IDE)を使用するユーザーの多くは、アプリケーションの開発やデプロイ、テストを同じ IDE のもとで行うことを好みます。このたび、JetBrains の Java IDE である IntelliJ IDEA では、Google App Engine で動くアプリケーションを開発する場合でも、これと同じことが行えるようになりました。
IntelliJ IDEA ユーザーは、App Engine standard や App Engine flexible へのアプリケーションのデプロイに、新しい Google Cloud Tools for IntelliJ プラグインを使用できます。Google Stackdriver Debugger と Google Cloud Source Repositories についても、IntelliJ から “離れる” ことなく使えるようになります。
Stackdriver Debugger は、アプリの停止やスローダウンなしに、動作中のクラウド アプリのコール スタックとローカル変数を捕捉し、中身を表示します。また、Google Cloud Source Repositories は、Google Cloud Platform(GCP)上にホスティングされたフル機能のプライベート Git リポジトリです。
Cloud Tools for IntelliJ プラグインは IntelliJ IDEA ver.15.0.6 以上に対応しており、IntelliJ IDEA の組み込みプラグイン マネージャでインストールできるほか、インストール マニュアルに書かれているように、JetBrains のプラグイン リポジトリからバイナリ形式でダウンロードできます。プラグインのソースコードは GitHub で公開されているので、コミュニティからのコントリビューションやイシュー報告も可能です。
プラグインをインストールするには、IntelliJ IDEA を起動し、File > Settings(Mac OS X では IntelliJ IDEA > Preferences)、Plugins を選択して Browse repositories をクリックし、Google Cloud Tools を検索、選択して Install をクリックします(権限付与のため、別の Google プラグインのインストールを求められることがあります)。
プラグインをインストールしたら、Google アカウントに対する課金を有効にしたプロジェクトを GCP で用意してください(新規ユーザーは、ここで無料トライアルにサインアップできます)。ポート 8080 をリスンする Java ウェブ アプリを開き、Tools > Deploy to App Engine を選択すると、デプロイ ダイアログが表示されます。
ダイアログ右下の Run をクリックすると、Cloud Tools for IntelliJ プラグインが App Engine flexible にアプリをデプロイします(最初のデプロイは数分かかります)。ブラウザに入力すべき URL は、IntelliJ シェルのデプロイ出力に表示されます。
JAR や WAR ファイルの場合も、次に示すように Deployment ドロップダウン リストで Filesystem JAR or WAR file を選択することを除けば、まったく同じ方法でデプロイできます。
アプリケーションのステータスをチェックしたいときは、Google Cloud Platform Console の App Engine タブで Instances をクリックし、アプリケーションのインフラストラクチャを見れば確認できます。
なお、プラグインにはその他の GCP サービスのサポートも追加される予定なので、IDE のアップデート通知をお見逃しなく。また、追加してほしい機能がある場合は GitHub リポジトリでサブミットしてください。
GCP での Java 開発を詳しく学びたい方は、GCP の Java デベロッパー ポータルにお越しください。Java アプリケーションを GCP 上で稼働できる状態にするのに必要な情報が揃っています。
それでは、充実したコーディング ライフを!
- Posted by Amir Rouzrokh, Product Manager
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