* この投稿は米国時間 9 月 6 日、Google の Network Resource APAC Regional Lead である Yan Tang によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。


最近、電子メールの送信が少し速くなったと思いませんか? お気に入りの YouTube ビデオも速くロードされるようになっていないでしょうか? また、BigQuery のクエリ結果が返されるのも普段より速くなった感じがしませんか?


もしそうなら、それは私たちがアジアで新しい高速海底ケーブルを開通させたからかもしれません。


Google など 6 社が参加する FASTER Consortium は今年 6 月、光海底ケーブル システム FASTER の運用を開始しました。現時点で世界で最も高速なこの光ファイバ ケーブルは、米国と日本を結んでいます。私たちはこの超高速接続をもう少し延長しようと考えました。


そこで、この太平洋横断回線の恩恵をアジアの他地域に広げるために、私たちは日本の FASTER と台湾を結ぶケーブルに投資しました。台湾には Google にとってアジア最大のデータセンターがあり、アジア全域の数百万人のユーザーに Google のツールやサービスへの高速アクセスを提供しています。この新しいケーブルの伝送速度は最大 26 Tbps(テラビット / 秒)となっています。


26 Tbps がどれくらい速いかは、下の図をご覧ください。
台湾と日本の FASTER を結ぶ 26 Tbps の海底ケーブルは、台湾に住むすべての人が 15 秒ごとにセルフィー(自撮り画像)を日本の友人に送り続けることを可能にします。その総数は 1 日で 1,380 億枚に上ります。




すぐにはお気づきにならないかもしれませんが、この新しいケーブルは、アジア全体で Google のプロダクトやサービスの速度向上に役立つはずです。また、これによってエクスペリエンスの信頼性と一貫性も高まるでしょう。このケーブルは戦略的に、自然災害に伴うネットワーク停止を防ぐために津波の多い地域を避けて敷設されているからです。


アジアでは、世界のどの地域よりも多くの人がインターネットを日々利用しています。私たちはこのことを踏まえ、この地域に住む私たちすべてにとってインターネットが役に立つために必要なインフラストラクチャへの投資に力を入れてきました。私たちがアジアに 2 つのデータセンターを建設し、このうちシンガポールの施設を拡張したのはそのためです。


また、私たちがこうした海底ケーブルへの投資を進めているのも、それが理由です。そしてこのことは、すべての人のコンピューティング速度をもう少し向上させ、世界の人と人をもう少し近づけることにつながっているのです。


- Posted by Yan Tang, Network Resource APAC Regional Lead, Google